●お盆です。
おはようございます。佐世保管理課の金武です。
いよいよお盆ですね。
お盆休みで帰省されている方もたくさんいらっしゃるんでしょうね。
長崎のお盆というと、長崎市内の派手な精霊流しが有名ですが、
佐世保市内の精霊流しも似たような感じだそうです。
「だそうです」という表現をしましたが、私はもともと佐世保市内の出身ではないので、
見たことがないんですよね。
私の実家のあたりも同じように精霊流しはやりますが、
長崎市や佐世保市内の精霊流しとはまた一味違う精霊流しです。
長崎の精霊流しは家から港までの道中、爆竹を鳴らして派手に練り歩きます。
その精霊舟も、故人の思い出の品をのせたり、故人の趣味を反映させた
オリジナリティあふれる舟だったり、
風習というよりお祭りに近い感じがありますが、
私の実家がある地区の精霊流しは、昔から変わってないんだろうなぁと
思わせる雰囲気が漂っています。
8月15日の午後9時頃。
それぞれの家からお盆の間にお供えした供物とか、ちょうちんなどを手に
精霊舟を送る港へ集まってきます。
地区の大きな船と、初盆を迎えた家々の舟が並んでおり、
初盆じゃないところは地区の大きな船に供物をのせ、
ちょうちんを飾り、お線香をたてます。
街灯が1つ、ぽつんと光る中での作業です。
近くに行かないと、顔の判別ができないくらい暗いので、
近くまでいって初めて「あら、こんばんわ」とか「帰ってきてたの?」といった
会話が始まります。
そして、時間が来ると、地区のお世話役の方たちが精霊舟を引くボートを
運転し、精霊舟を沖まで引っ張っていきます。
沖まで出たところで、供物を海に流すのですが、
近年は環境問題等もありますので、流したつもりで持ち帰り、焼却しています。
舟が岸を離れて沖合いに出るまでの間、
岸辺では、お経のテープが流れ、おばあちゃんたちが手でもてるくらいの
小さな太鼓を「トン、トン、トン…」とお経に合わせてたたいています。
初めてその光景を目にした私の夫は、ちょっとビックリしていたみたいです。
想像してみて下さい。
街灯が1つ光る程度の暗い岸辺で、お経のテープが鳴り響き、
そのお経にあわせて太鼓をたたき、お経を唱える人たち。
海にはちょうちんのあかりがゆらゆら・・・。
驚きの光景でしょ?
私も子供心に怖い気持ちもありましたが、
昔ながらのこういう風習も、大事にしなくちゃいけないなぁと
思う今日この頃です。

