●活路
おはようございます
福岡管理課の うらら宗喜です
事務所2階から臨む 街路樹
今朝はとても風が強く わずかに木に残る葉も揺れています
今月で 先生がお茶の教室を閉じられる事となり
その先生の決定は 先月発表され
その時 床に掛けられていたのは
関 南北東西活路通
関にはぴしゃりと閉めてどこへも通さぬという語気
一句で切り捨てる峻烈さと言葉の典雅さを合わせもつ
それに対し東西南北どこでも立派な道がつづいているという
のびやかな境涯 ・・・とものの本にありました
「通」を「活路」の前に書き 活路に通じている
どちらを向いても道はあるという意味に広がっていると
解することもできる ・・とも
先生の肩越しに 軸を見つめ
先生のこの軸を掛けられた胸中を思うと
一言も発することが出来ず ただ うな垂れて 聴くのみでした
墨蹟ほど第一のものは無し
長年お茶に拘りながら この意味が腑に落ちた瞬間でもありました
今後は 必然的に自らの茶道を求道する事になりました
松江藩七代藩主松平不昧公は 「茶礎」で こう述べています
茶の湯は稲葉における朝露のごとく
枯野に咲けるなでしこのようにありたく候
また 大岡信氏は こう云ってます
お茶の精神というのは集まってきて別れていくところにある
場というものを作り出してその場が次々に壊れていってもいい
次の場をつくればいいのだという精神が背景にある
この二つを拠り所とし
先生の厳しさと優しさ忘れずに 茶道に邁進したいと念じています
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