2013.10.23
長崎県美術館にて
私もお久しぶりの99ブログ、福岡特販課 荒金です。
長崎県美術館にて 風の画家 中島潔が描く「生命(いのち)の無常と輝き」展が
10/5(土)~11/17(日)の期間開催されています。
http://www.nagasaki-museum.jp/whats_new/kikaku/nakashimakiyoshi.html
中島潔さんは佐賀県ご出身の画家で、九十九島せんぺいのお春さんのイラストも
この中島潔さんに手がけて頂いています。
中にはこんなコーナーが…
この「洋傘を差した少女」の絵が九十九島せんぺいのパッケージのお春さんです。
絵の横には中島潔さんの「九十九島せんぺいの思い出」というパネルがありその中から抜粋します。
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『洋傘を差した少女』は、九十九島せんぺいのパッケージにと依頼を受けて描いたものです。
どのような絵にしようか…と思案をめぐらせていたとき、ふと、長崎というのは
『ああ、そういえば(長崎は)日本的ではない場所だ』と思ったんです。すごく開かれた街ではないでしょうか?
外国に向かって窓を開いたという歴史もそうですし、現在の街自体の印象もそうですよね。
前作を描かれた画家の西島伊三雄さんの作品も拝見して、『日本的ではない女性をモチーフにしよう』
という構想が固まりました。それで描いたのがこの絵です。
~略~
おかげさまでこの洋傘を差した少女の絵は、せんぺいを通じ、すごく親しまれているようでありがたいです。
パッケージのデザインに採用されて、もう30年以上だそうです。『この絵を切り抜いて部屋に飾っています』
というお客様もいらっしゃるとか…。九州に帰ってきてみかけると嬉しいですよ。味自体も、どちらかというと、
日本のせんべいというよりも、ひょっとしたら外国に行くと、こういう味があるのかもしれないと思える、
甘みのある独特の味ですよね。日本にありながら、どこか異国を感じる長崎という場所で育まれたお菓子と、
私の作品が溶け合って愛されているというご縁に、感謝しています。 (談)
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あの絵が30年以上も前に描かれたものということで、そこでびっくりしました。
今も尚こうしてお菓子としてたくさんの方の手にとってもらえていることに私も感謝です。